元親から頻繁な面会を求められたら?
納得いかない理由で、ペットの返還を求められたら?
お互いが納得して取り交わしたはずの、愛犬・愛猫の里親譲渡。

しかし元親様からの過度な干渉により、平穏なペットライフが妨げられるケースがあります。

ここでは犬・猫の里親譲渡後に元親から受ける過度な干渉について、専門行政書士が丁寧にご説明します。

※2017年9月6日更新

この記事が、皆様のペットトラブル解決のお役に立てば幸いです。


広告主様


元親による過干渉とは?

まず最初に、ペットトラブルにおける「過干渉」とは、どのようなものでしょうか。

まず元親による過干渉とは、ペットの里親譲渡後に受ける過度な関わり合いなどを指します。

毎週写真付きで連絡をしてくれ!と言われたり、そんなご飯ではだめだ!と、飼育方法に対して必要以上に口を出してくるケースなどが挙げられます。

これらは法律用語ではありませんが、モラルハラスメント、パワーハラスメント、心理的・身体的虐待などの一種とみなされています。

この過干渉の特徴は様々であり、過度の干渉により里親様が理想とするペットライフを送れないケースが散見されます。

例えばこの過干渉を受けられている里親様の多くは、以下の内容にお悩みです。

元親による過干渉の種類

  • ペットの日々の飼育状況の写真請求
  • 頻繁なペットとの面接要求
  • 自宅への抜き打ち訪問
  • 厳格な散歩・食事・飼育方法の指定
  • 過度の検診の推奨と、動物病院の指定
まずこれらの干渉は、譲渡後に過剰になる傾向があります。

それは愛犬・愛猫がいないことの寂しさや、里親・元親間の人間観のトラブルなどが原因となります。

そしてこれらの干渉は、譲渡契約書を締結して正式にペットを譲り受けた場合であっても、「正しく飼育されていない」などを理由として、飼育方法の提案や飼育改善を求められる場合があります。

そして過干渉の最大の問題点は、飼育環境が適していないことを理由とした、曖昧な理由による譲渡ペットの返還請求です。
これは里親トラブルでも早急な対応が必要なケースであり、「法的な主張」と「感情面への配慮」の二つに働きかける必要があります。

そしてこの過干渉トラブルを穏便に解決するためは、まずその性質から理解する必要があります。

過干渉の原因

まず元親からの過干渉には、前述のように感情的な原因があります。

その感情には強弱があり、元親が譲渡後に抱える不安に由来するものと、個人の思想や性格が反映されたもの等があります。

まずはそのうちの一つ、元親が抱える心配な気持ちを見てみましょう。

元親の心配に基づく過干渉

  • ペットが飼育放棄されていないか
  • 里親詐欺ではないか
  • 里親のペットに対する感情に変化はないか
  • 自分の環境が一番だったのではないか
これらの多くは「新しい環境で大切に育ててもらいたい」という不安によるものです。

特に譲渡する里親様が犬・猫の飼育が初めての場合や、元親の病気などを理由とした里親譲渡などに多く見られます。

同時に大切な愛犬・愛猫に対する里親詐欺への警戒心も、大きな理由となり、その結果として過度な干渉に繋がっているケースが散見されます。

ご覧の様に、全ての過干渉が一概に問題であるとは言い切れず、里親様を困らせてやりたい!という類の干渉ばかりではないと言うことです。

そのためこの種類の過干渉に対応するには、元親様の不安を和らげる以下の配慮が効果的です。