愛犬に関する特別な経験を共有しませんか?
愛犬の介護やペットトラブルに巻き込まれた話など、あなたの経験談を聞きたい人は必ずいます。その経験談をお伝えする方法には「愛犬のイベント・交流会」があります。
この記事では
これらの3大ポイントから、イベントを成功させる秘訣をご紹介します。語り継がれる愛犬のイベント・交流会のお役に立てれば幸いです。
愛犬のイベント開催を思い立ったときに決めること
交流会には多くの種類があり、参加者はその目的に惹かれ、参加します。
まず最初はイベントの目的と、ターゲットを明確にします。
イベントの目的を決める
- 愛犬に関する特別な経験談を共有する
- 愛犬の飼育上の経験・知識を共有する
- 動物病院など、地域サービスの情報を共有する
- ペット保険などの利用経験を共有する
- 飼い主どうしのつながりを深める
共有したい経験・知識はイベントの目的となり、イベントの魅力に直結します。
話題を定めないイベント交流会の場合でも「顔見知りを増やす」「緊急時のネットワークを作る」など、最終的な目的が必要です。
また、交流会の目的を組み合わせることで、さらに魅力的になります。
「ペットトラブルの経験談」+「おすすめの相談先を提案する」など、経験談だけでなく、解決策も同時に示してくれる交流会には、大きな価値があります。
次にお悩みからターゲットを絞ります。イベント参加者は、一般的に以下のお悩みを持っています。
- 初めて犬を飼うときの注意点を知りたい
- ペット可のマンションでの飼育ポイントを知りたい
- 自分と同じペットトラブルにあった人の話を聞きたい
- 愛犬も高齢になってきたので、愛犬の介護経験を聞きたい
- まだ知り合いがいないので、いぬ友が欲しい
- 飼い主も高齢になり、今後のアドバイスが欲しい
- 愛犬を安心してお譲りできる里親を探したい
上記の例には「知りたい」「解決したい」という共通点があります。
目的なくイベントに参加する人は、ごくわずかです。参加すれば何を得られるのか、ターゲットに猛アピールしましょう。
そしてパンフレットには、参加者の求める情報に関するイベントであることを、はっきりと書きましょう。
それにより参加者たちは、話を聞く心構えをして、参加してくれます。
イベントの失敗原因には、「考えていたイベントと違った」「聞きたかった話が聞けなかった」などがあります。
参加者が求めるお話を用意できない場合、複数で分担すればよいでしょう。ブリーダーや獣医師など、専門家からお話をしていただく方法も非常に有効です。
トラブルなく交流会を開催する方法
次にトラブルを避けるための事前準備です。
- イベントの利用規約を作成する
- 開催場所の周辺調査をする
- 同時開催のイベントを確認する
まずはイベントの利用規約を作成します。利用規約とは、サービスを受ける際、事前にご了承いただく参加上のルールです。
愛犬のイベントでは、犬を同伴可とする場合も多く、犬どうしのケンカやトラブルがおきることがあります。
そのため利用規約には、トラブル時の責任の所在や利用代金など、イベントに参加する詳細事項を明記します。利用規約は、思わぬ責任問題をさけるためにも必ず作成しましょう。
あわせて、イベント周辺の交通手段や近隣の環境を事前に調べます。犬同伴可の場合には、イベントの待機場所や犬のトイレの始末など、近隣住民への配慮が必須です。
また近くでイベントが同時開催されるかもしれません。近場での野外ライブやコンサートは、その音がイベントの支障となります。
継続的に参加者を集める方法
次に参加者を継続して集めるための工夫です。
イベント交流会は繰り返し開催される度に規模・質ともに向上し、より良いネットワークを作ります。一つのテーマに沿って、より良いイベントを継続しましょう。
次回の参加理由を作る
- 前回を上回る「価値」を用意する
- 次回への宿題を用意する
次回も参加してもらうために、次回も参加する価値をアピールしましょう。
具体的には下記の方法が有効です。
交流会は、価値のある情報を聞くだけでなく、話し合いに参加することにも価値があります。初回のイベントで顔見知りの方が増えているかと思いますので、参加者どうしでお話をする時間も大切です。
また、自分の経験も伝えたいと感じる方もいらっしゃるでしょう。お申し出をいただいた場合には、発表の場を設けると良いかもしれません。
加えて「次回のイベントはどんな内容か」「いつ開催されるか」これらの情報を、参加者にお届けする必要があります。
イベント開催情報を確実に届ける
- 「Facebookサークル」「Google+」など、ウェブコミュニティを作る
- メールマガジンでイベント情報を届ける
イベント情報を定期的に伝えるためには、ウェブコミュニティが有効です。
ホームページやブログを開設する方法もありますが、その場合、サイトへの誘導方法を考えなくてはなりません。ウェブコミュニティであればスマホへの通知や、SNSへのログイン時に情報が受け取れますので、非常に便利です。
またアンケートを実施し、参加者の知りたい情報をリサーチし、次回のイベントに盛り込む工夫も有効です。
Facebookサークルの作り方に関する記事を「nanapi」様にて拝見しました。非常に参考になりますので、リンクを置かせていただきます。
参照:Facebookページでサークルを運営する方法(nanapi)
またメールマガジンでイベント情報を届ける方法もあります。初回のイベント参加時に受信を促してみましょう。またお預かりしたメールアドレスの管理方法は、利用規約に明記しましょう。
まとめ
大掛かりに思われる愛犬のイベント交流会。
ですが、その規模はペットカフェからイベント会場までさまざまで、一人の飼い主様から始まるイベントもたくさんあります。
ぜひみなさまの愛犬に関する経験を共有してください。その経験は価値のある、かけがえのない情報に違いありません。