ペットサービスのHP集客には、どんな記事を書くの?(その3)

行政書士 芦川行政書士 芦川

では実際に、申込みに繋がるキーワードとは何か。
その具体的な内容を、理由と共に確認しましょう。

これから記事をご作成されるに当たり、是非ご一読ください!



ペットサービス申込みに繋がるキーワード

ペットサービス申込みに繋がるキーワード

では次に、お申し込み繋がるキーワードとは何でしょう。どのような検索をする方が、ペットサービスのお申し込みをしてくれる素質があるのでしょう。

直接お申し込みに繋がり易い検索

  1. サービス名そのものの検索
  2. サービスのメリット・デメリットに関する検索
  3. サービス内容の申込手順・契約方法に関する検索
  4. サービスの料金・キャンセル方法
まず最初に、サービスそのものに関する検索です。いわば『ペットシッター・東京』と言ったような、直接的な検索です。

これはお申し込みを前提として検索する方が多く、より良い記事でお店の魅力を伝えることが出来れば、そのままお申し込みに直結します。

さらにはサービス自体の内容を知りたい方、同じサービスを提供しているお店を比較したい方なども、同じように申込みに繋がり易いタイプの検索者様です。

ただ勿論、そのコンテンツとライティングには、お申込みボタンまで誘導するための技術は必要となります。

申込に繋がり易い検索者
この『ペットシッター・東京』で検索した場合、その時点で『東京都で良いペットシッターないかなぁ?』と考えながら検索をされています。

そのため『料金・サービス内容・丁寧さ』などの要望が合致すれば、ちょっと相談してみようかな?という意識に変わります。

つまりこの種類の検索者様にお店の記事をお読みいただくことができれば、かなりのサービス紹介に繋がります。

ただもちろん、記事内でご自身のサービスだけをゴリ押しせず、『このお店の場合には、どんなメリットがあるのか』を正直に伝える必要はあります。

さらにこういった検索者様を対象とした記事は、かなりの数が存在します。そのため読み手のことを考えた、非常に質の高い記事を作成しなければ、検索の上位(グーグル等で検索した場合に、最初の方に表示されること)には表示されず、アクセスも伸ばしづらいのが現状です。

間接的にお申し込みに繋がり易い検索

  1. 他サービスとの比較
  2. ご自身での飼育・躾方法
  3. ペット関連の新たなサービス
そして次に、間接的にお申し込みに繋がり易い検索です。

これらは前述の検索に比べて即座にお申し込みには繋がりづらいですが、それでもなおペットサービスに何かしらの興味をお持ちの方が多く見られます。

まずこれらの検索者様の特徴の一つが、『他のサービスを検討していること』。これは例えば大手のペットホテルやウェディングサービスなど、お店では提供していないサービスをお考えだという点です。

つまり最初の検索意図ではペットシッターやトリミングのお申し込みを検討しておらず、あくまでもペットを預けるペットホテルや、結婚式の時にお預かりいただけるウェディングサポートなどをご検討です。

そのため最初にそれらのサービスのメリットやデメリットを検索し、利用するかどうかの判断材料にしようとお考えです。

そしてもし、これらのサービスのメリットやデメリットに関する記事を、ペットシッター様のHPで記載することができるならば。

その記事の中でペットシッターのメリットやデメリットとの比較もでき、検索者様にも『ペットシッターも悪くないな?』と意識づけることが可能です。

検索からのペットシッターの認知
そしてその記事の精度が高く、お店のサービス内容がしっかりしていれば、そのままこちらのペットシッターやトリミングサロンの申し込みに誘導できるかもしれません。

つまり『検索者様にペットシッターを知って頂き、そのまま引き抜くこと』が可能になります。

そして検索者様のご要望に、『ペットシッターならそのご要望を満たせますよ!』と囁きかけることができるのです。

そして一度相談だけでもしてみようかな?とお考え頂ければ、お問い合わせにも繋がります。さらにその意図を汲み、あらかじめ無料相談の開催などの施策を講じられると良いでしょう。

確かにこのお申し込み経路を構築するには、かなりの時間と思考力を必要とします。

しかし『同じ系統の記事を書く方があまり多くない』という特徴があり、比較的容易に検索上位に入り易い特徴があります。

それと比較して、最初に申し上げた直接お申込みいただく記事の場合は、検索上の競合が多数存在します。みながご自身のHPに誘導したい気持ちがありますので、検索すれば無数の類似記事に出会うでしょう。

少し遠回りしても間接的にお申し込みを頂くか。もしくは競合がいることも前提で、直接お申し込みに繋がる記事を作成するか。これらのご判断も、今後の記事作成で必要不可欠になるでしょう。

ここまでお読みいただき、本当に有難う御座います!

次回のWEB基礎では『実務経験で得た知識を記事にする方法』をご紹介させていただきます。この記事が、皆様のお役に立てれば幸いでございます。