個人ペットシッターの利用規約の詳細な書き方（利用登録・解除条件編）

ペットシッターの利用規約に記載する利用登録と解除条件は、どのように記載するべきでしょうか。

ここではペットサービスの利用規約（利用登録・解除）について、専門行政書士が詳しくご説明します。
この記事が、皆様のお役に立てれば幸いです！

その利用規約には、「利用登録事項」と「解除条件」を記載します。

つまり利用に際してお預かりするお客様情報と、何かしらの理由で今後の利用をお断りする条件を設定します。

※利用規約自体の役割に関しては、こちらをご参照ください。
参照：ペットサービスの利用規約の詳細な書き方（サービス概要編）

利用登録では通常、利用者様のご住所などの情報をいただきますが、ペットサービスではお預かりするペットの情報も一緒にお預かりします。

利用時に必要な情報がリストアップされていることで申込もスムーズになり、申込のチャンスも逃しません。

ペットサービスではお預かりするペットの気性の問題などがありますので、具体的なお断り条件を設定しておきましょう。

どんな場合にも利用を拒否できない利用規約は、非常に危険です。

ここでは誤認を招かないよう明確な表現を使い、分かりやすい表現を使うと良いでしょう。

まずは利用登録における基本条項を設定しましょう。

登録も簡便ですし、お店がFBページを運用している場合には拡散の基盤にもなります。

このSNSでの登録連動の場合には、個人情報取扱に関する項目でも触れておきましょう。

この条項により、トラブル発展が懸念されるお客様と一定の距離を置くことができます。

解除条件は、以下の内容などが一般的です。

これらの解除条件は、過去のトラブルを思い返すことでより作りやすくなります。

そのため、皆様のサービスに応じてより細かな追記と修正が必要になります。

特に書面による登録なのか、ウェブ上なのか、アプリケーション上なのか、その方法により定めておく事項は適宜変化します。

より安全な運営には、ペット同士のトラブル回避と、サービスを提供できないことによる損害回避が必要です。

過去にどの様なトラブルがあったのかを思い返し、それらを予防する事項を利用条件・解除条件として記載すると良いでしょう。