お客様が読みやすい利用規約を!

ペットサービス運営に用意する、詳細な利用規約。

その記載項目の一つに、サービスの全体像を記載する「サービス概要」の項目があります。

ここではペットサービスの利用規約(サービス概要)の書き方ついて、専門行政書士が丁寧にご説明します。

※2017年1月10日更新

この記事が、より安全な事業の運営につながれば幸いです。


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ペットサービスの利用規約とは

まずこれから作成する利用規約とは、どのようなものでしょうか。

これはサービスの利用条件や免責事項等が記載された書類であり、安全運営における必須書類です。

私たちはこの利用規約を通じて「どのようなサービスを提供しているのか」「お店はどこまでに責任を負うのか」といった部分を、読み手(利用者)に伝えなければりません。

一般的にこの利用規約には、読みやすさを加味して以下の項目を記載します。

  • (1) サービス概要
  • (2) 料金や登録方法・登録条件
  • (3) サービス詳細・キャンセル方法等
  • (4) 料金の支払い方法・返金方法
  • (5) 禁止事項
  • (6) 知的財産権の取り扱い
  • (7) お客様情報の管理
  • (8) 免責事項
  • (9) 各種変更・利用条件
  • (10) サービスの終了・一時停止条件
  • (11) 各種トラブル時の取り扱い
  • (12) その他
ここでは利用規約に、お客様が最初に知りたい情報を配置します。

そして読み進めるにしたがって、利用条件や解約条件、免責事項など各種注意項目が把握できる構造にしてみましょう。

利用規約の構成
そして今回のテーマである「サービスの概要」ですが、これはお店のサービス内容と責任範囲などを端的に表す部分です。

多くの場合は利用規約前半に記載し、読み手に事業内容を簡単に把握していただくことで、利用規約全体をさらに理解しやすくする役割を持ちます。

・どんなサービスを提供している事業者なのか
・どんな目的で運営しているのか
・このサービスを使うと、何ができるのか

これらの項目を明記し、より見やすい利用規約を目指しましょう。


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サービス概要の書き方の基本

では次に、本記事の目的である利用規約内の「サービス概要」の書き方を見てみましょう。

これは利用規約の中で、そのお店がどんなサービスを提供しているのか、何ができるのかを簡単に説明する部分です。導入部分に記載する場合が多いため、専門用語には脚注を入れ、理解しやすい表現を使用するなどの配慮が大切です。

このサービス概要には、一般的に以下の内容を記載します。

  • (1) 主軸となるサービス内容
  • (2) サービスの提供目的
  • (3) 利用者との契約内容
  • (4) 事業者が関与しない範囲
これらの項目を文章に練りこみ、情報が読み手にザックリ入るように仕上げます。

ただし正直、この段階では何を書くのかイメージが湧きづらいでしょう。

では、それぞれの項目を個別にご説明致します。

(1) 主軸となるサービス内容

まずは、サービス内容をできるだけ分かりやすく伝えてみましょう。

例えば「自宅でのペットシッティング・散歩代行・キャットタクシー・ドックランなどの外部サービスに連れて行く・シッターと利用者のマッチング」など、よりイメージの湧きやすい表現を考えてみましょう。

実際のサービス詳細は、利用規約内の「サービス詳細」等で記載しますので、あくまでも全体的な説明で良いでしょう。

(2) サービスの提供目的

次に、サービスの提供目的を記載します。

これは、そのお店がお客様にどのようになって欲しいのか、いわば理念に近い部分です。

このサービスは、お忙しい方々により気軽にお散歩代行の機会を提供します」といった内容を記載し、社会的に需要があることをアピールします。

また同時に、「このサービスを利用することで、ご在宅中でも愛犬のお散歩を行えます」など、具体的なメリットを記載する方法も効果的でしょう。

(3) 利用者との契約内容

次に、サービス利用に当たり事業者と利用者が契約する内容を明記します。

具体的に「お散歩を委託する委託契約を行います」等の記載を行い、利用規約に後述する「契約詳細(※タイトルは変化します)」に繋げます。

実際に何を申込むのか不安なお客様も、よりご安心いただけるでしょう。

(4) 事業者が関与しない範囲

これは、お店がサービスの一部を別事業に任せる場合などに記載する項目です。

例えばマッチングサービスなどでは、利用者と他の業者が直接契約を締結します。

するとサービス全体で、お店側が関与しない部分が生まれます。(例:お散歩代行のマッチングの場合、お散歩の時間など)

そのためお店側は、サービス全体でどの部分に関与するのかを明記する必要があります。

これは「お店側の責任範囲」を定めることと同義であり、利用規約に後述する「免責事項(※タイトルは変化します)」の前提となるでしょう。

このようにサービス概要では、利用者との契約内容や免責事項に関する基礎固めを行います。

難しい表現を使わずとも、できるだけ分かりやすくご記載になられると良いでしょう。


~ 記載例 ~

本利用規約は当店○○(以下当店とする)と、その提供する○○(以後、本サービスとする)に関する、各種の利用条件を定めるものです。

本サービスはペットシッティングのマッチングを目的とします。利用者は本サービスを通じて、○○を行うことができます。
このサービスではペットシッターにも自身に適したシッティングの提供機会を増やし、より最適なマッチングを図ることができます。

利用者はシッティングサービスの提供を受けるためには、利用者とシッター所属提携先において、当社を介することなくシッティング契約に関する委託契約締結することとします。

本規約は本サービスの利用に関し、当店と利用者(以後、お客様とする)に適用されます。本サービスのご利用前に本規約及び全ての関連規約、並びに使用条件などをよくお読みいただき、同意の上でご利用ください。


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ペットサービスに特有の記載事項

最後にペットサービスでは、どんな点に注意してサービス概要を記載するべきでしょうか。

基本的な記載内容は他業種と同じですが、以下の点にご配慮いただくとさらに良いでしょう。

  • マッチングの場合、その旨を明確にする
ペットサービスでは今、ペットシッターと顧客を結ぶマッチングサービスも盛んです。

マッチングサービスの場合は、サービス全体で責任を負う部分を必ずご記載ください。

ただしこのサービス概要は、さほど長くありません。

利用規約の他項目をサポートする部分、とお考えになると良いでしょう。

細かな内容は他の項目で補足するイメージでお書きになると、よりスムーズでしょう。


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